説明とは???

最近、父が手術を受けた。

家族が集まり、待っていると手術が終わったと連絡があり、「今から説明がありますから○○へ行ってください」と、看護師に促されるまま、その場所へ行く。そして、説明を受けた。その説明が、「(レントゲン写真のプリントアウトを見せながら)綺麗にできています。面会できますから控え室で待っていてください」と医師が話す。ICUの看護師に、「あれが説明ですか?」と聞くと、「そうです」とひと言。この病院の説明とは、世間で言う報告のようだ。

父は、何度か手術を受けており、その度説明を聞いた。こんな説明の病院は初めてであった。驚きが隠せない。

この病院の医療従事者は、ルーチンワークとして【説明】を捉えているように思えてならない。患者・家族の心配なことはなんだろうか?ということは枠の外で、マニュアルをこなすことしか考えていないようだ。

今回の経験を通して、大変残念なことだが、患者・家族がしっかり質問できる力を備えないと後悔しか残らない治療を受けることになってしまう。患者・家族も治療方法、治療を受けると日常生活にどんな影響があるのかなどを、しっかり【知識を蓄えていく】か、また、【分からないことを質問できる勇気】を持つことが大切になってきている現状があるように思う。医療従事者を育てるのが患者・家族になってしまっているように感じた経験であった。「やさしさのある」施設で医療を受けたいと患者・家族は願っているのではないだろうか。

 

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